どこともわからない場所へ連れてこられ不安を抱え過ごしてきた日々。

そんな中でも子どもは日々成長を続け順応性と新たな愛着形成の土台を探していきます。

0歳児さんだけに限ったことではありませんが子どもの成長には驚かされることが多いことでしょう。

人は人によって育てられる。そんな言葉を実感するのは0歳児さんを見ているときに特に感じます。

始めはお父さんお母さんに対しての”快”の気持ち安心感を獲得し、次にともに居ることでの空間と見なれた景色への

安心を獲得していきます。親がいるこその獲得できる場所への安心感なのです。

ものへの安心感を獲得していくときに必ず安心かどうかの確認動作が入るのも特徴的です。

上の写真でも見つけたものへ触れてから「これ大丈夫？」というようにこちらを見ます。

この時に微笑み返しをすることで探索行動は続行されて行きます。

この行動の反復によって子どもは行動のテリトリーを広げていくのです。

子どもの発達は心臓部に近いところから末端へというのが基本的なセオリーとなっています。

上記の写真のように少し指先に力を入れることで掴めるゴムボールから握るつまむといったように

先端への力の伝導が上手になっていくのです。すべての指を使わないと掴めていなかったものも

経験を重ねることで数本の指で掴めるようになっていくのは写真を見ていただけてもわかることと思います。

遊びで培った指先の発達は様々な生活に活かされていくそれが下の写真になります。

今できることの反復をし、満たしていってあげられるかが大事なので、じっくりと焦らず

その子にあった遊びや経験の提供をしていってあげられるといいですね。