NEWSお知らせ

”些細なことも 目の輝きに” 子どもの成長編

昨日は台風の影響もあってか短時間でのコロコロ変わる天気に振り回され変わらないのは暑いということだけ…。

今週も暑さは衰えを知らず大人にも子どもたちにも試練を与えてきましたね。

室内遊びや水遊びといった限られた遊びの中の活動とはなってしまいますが先生たちも工夫を凝らしあの手この手で子どもたちに遊びを提供してきています。

子どもたちに遊びを提供していく中で私たちも思いがけないところでの子どもたちの目の輝きに遭遇します。もちろん、提供する以上は子どもたちの事を考え、こうしてみたら喜ぶかな、これを取り入れていく上でこの先子供たちの成長のどういった姿に結び付けていくのかなど、試行錯誤は続くのですが論より証拠という言葉をとるわけではないが、考えるよりも行動してみてどうなのかが意外と大事なんです。

反応のない遊びというのはほとんどなく何かしらヒントを与えてくれている子どもたちのわずかなしぐさや反応をもとに次へと生かしていく。

子どもたちの様子を取り入れながら伝えていきますね。

0歳児のころは成長はもちろん、感覚を学ぶ時期ともいえます。

末端(指先への間隔)が発達しきっていないことと自由度が少ないため今使える手全体でのものや

体を使って押してみたりなめてみたり投げてみたりと物の感触を体全体を駆使して確かめていきます。

その中で上の風船のように反発を楽しんだり、その反応に一瞬の輝きが出てきます。

大人はこんな時どうすれば…?見える事象で構いません。「戻ってくるね」(押したら)もっとわかりやすく伝えるなら擬音語にて伝えていくと子どもとの共感がしやすくなります。

そして、子どもの遊びのエネルギー源は7割がたそこに関わる人の反応と共感です。

 

上の写真は水遊びの姿ですが、慣れきるまでは必ず探りが入ります。そして自分自身から遠ざかったところから。慣れてくると手など間隔探知部位から中心部に近づいていくのです。これは自然に身についた防衛反応からくる姿で手を伸ばすのと反比例して体や顔が遠ざかるのはそのためです。

そのこともあって大丈夫とわかると自然と笑顔もこぼれてくるのです。いい笑顔。

 

 

1歳児さんも同じ反応はします。慣れている子は自分の知っている形での遊びを展開していきますがあまり触れる機会がないと「これなんだろう?」「どうなってるのこれ?」と上の写真にもあるように様々な試行の上物の性質やらこうやったらどうなるといった反応を経験として学んでいきます。

0歳児さんとの違いは動きの自由度程度と絶対的な吸収力であとはこちらの働き方次第でといったものとなっていきます。体の自由度が増すということは物体一つにおける試行回数や思考選択が格段に上がってきます。

集中力の持続時間や手足が自由度を増すことで1つのものから得られる情報は多くなります。なぜかというとそれはいろんな角度からそのものの性質を探る手立てを獲得していけるからなのです。

見る力ももちろん上がっていて、周りのおともだちのすがたからやり方などの情報もしっかり獲得しています。獲得の仕方には個人差があるため、ジーと見ていて観察タイプもあれば並行してやってみての実践派などのタイプも存在してきます。方法は自身が決め本能で動いていくものなので、良し悪しはありません。

語らいが多くなりすぎたため、ここから緩めていきます。

21日に開催される子ども夏祭りに向け子どもたちにも頑張ってもらっています。

道具を使って作業をする。何気ないこともこの年齢にはなかなか難しく、指先への意識ができる子は持ち方も変わっていますよね。できているできていないの事象での評価はひつようなくて、あくまで段階的な話です。

経験を重ねていく事でできるようんありますし、月齢によっても要求できるところとそうでないところは出てくるので、変わりゆく未来図としてとらえていただけると幸いです。

2歳児さんともなると距離感が少しずつとれるようになり筆先を腕や指・手首をうまく使い上手に筆先を持っていく事ができるようになっています。集中して活動できる時間も長くなりより濃い時間を活動内に過ごす事ができます。

袋を使いまた違う形で遊んだり、ふたをひねって開ける動作も上手になってきて可能となります。

同じ水遊びでも1年を経過すると豪快さも増し道具を使って遊ぶことの楽しさも感じ取れたり、少しずつ周りのおともだちへの関心も深まっていく事で、同じ現象に単体で喜ぶのではなくその喜びや驚きを共有していこうつする姿も見られてきます。

もちろんまだ平行遊びという点でもありますが、遊びと感情の交差も生じていてそのちょっとした関わりから友達との共感も増え、友達と一緒にという姿が楽しくもなっていくのです。

その姿が積み重なっていく事で下の写真のようになっていきます。

先生という対象をもとに、みんなが同じ境遇に中で遊びが始まる。

1人の子の行動に触発され「自分も!!」ということから同じ遊びが展開されていきます。

そして、イメージをして遊ぶことが盛んとなり見立てつもり遊びといって日常の生活から得ている情報をもとに飲んでいる姿を模倣して遊びに取り入れたり、

上の写真のように同じ空間とイメージの中一緒になって遊び始められる。

このようにして子どもたちの集団としての力を活用し、いい刺激をもらったり与えたりしながら子供は更なる成長のkステップを踏んでいくのです。

堅苦しい話はぬぐえませんでいたが、子どもたちの成長の姿と遊んでいる時の表情をもとにこれからの子どもたちを見守ってほしいという願いと、今目の前にいるお子さんの成長に向き合っていただければ幸いです。

長くなってしまいましたが、最後まで見ていただきありがとうございます。

 

小規模保育園
ナーサリーゆめの木平田

市川市平田(最寄駅:「本八幡駅」)
このページの先頭へ